吹き付け塗装の様子

こんにちは!株式会社美工社です!
塗り替え工事については何度かブログでご紹介してきましたが、今日は吹き付け塗装についてご紹介していきます。


吹き付け塗装って?



そもそも吹き付け塗装は、どんなものに、どのように施工するものなのでしょうか?

吹き付け塗装といっても外壁や屋根、シャッターなどあらゆる部分で使用される工法で、塗料をエアガンで噴出して塗装する方法のことを言います。


弊社では、吹き付け塗装というと新築の外壁に対して行うことが主になります。

新築の壁を下の写真の道具(吹き付けガン)を使って吹き付け塗装し、デザインによってはコテなどで模様をつけて仕上げます。


吹き付け工法のメリットは、やはりその立体感です!

様々な模様の種類がありますが、手作業ならではの不規則な模様や立体感はサイディングでは表現できません。

このように、吹き付け工法では高級感や重厚感、個性を出すことができるのです。


【吹き付け塗装後(吹きっ放し)】



吹き付け塗装の作業内容



では、具体的にどういった作業内容でこのような壁が出来上がるのか見ていきましょう!


1.パテ2回(下地処理)

外壁は何枚ものボードが繋がってできていますので、このように繋ぎ目が凹んでいます。

この凹み部分を「目地」といいます。

このボードの上に塗料を吹き付けていくわけですが、そのままの状態で吹き付けていくと目地が凹んだままになってしまいます。

そうならないよう最初に目地とボードを同じ高さにするよう「パテ」をしていきます。

この作業は、一面をできる限りフラットになるよう2回行います。

1回目と2回目の間には寒冷紗というハードクロスを繋ぎ目(目地)に張り付け、住宅が揺れたりしてひずんでも外壁塗料が割れたりしないようにするものです。


2.シーラー

次の工程は、「シーラー」という粘着性塗料の塗布です。

この次の塗料がしっかりと張り付くためのもので、簡単に言うと「のり」のような役割を果たします。


3.ベース

ここから外壁の色のついた塗料を塗っていきます。

ベースの塗り方は、コテで付けていく方法とエアーで噴出させる吹き付けガンを使った方法とがあります。



4.養生

養生とは、窓や扉など塗ってはいけない場所や塗料が飛んではいけない場所をテープやビニールなどを使い、保護していく作業です。

この作業が丁寧にされていると、塗装部分と未塗装部分の境目のラインが綺麗に出て仕上がりがよくなります。


5.吹き付け

そしていよいよ吹き付け作業です!

材料を作ったら、ガンで吹き付ける人、コテでおさえる人とでペアになって作業をしていきます。


上の写真とは別の現場ですが、コテで模様をつけている様子はこんな感じです。

(この模様はトラバーチンという模様です)↓

ガンでの吹付もコテでのおさえも技術が必要ですが、作業後に仕上がった面を見ると迫力があり達成感があります!


まとめ



このようにして吹き付け作業は進んでいきます。

建築塗装のお仕事というと、具体的にどんな作業をしているんだろう?とイメージが湧かない方が多いのではないでしょうか?

もし!建築塗装に興味があるという方は、初心者でも始めやすい株式会社美工社で始めてみてはいかがでしょうか?


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